2004年10月27日
石鹸と合成洗剤
家庭の排水のことについて考えていますが、一番関心が高いのは、「石鹸と合成洗剤」についてではないでしょうか。
石鹸とは何か、合成洗剤とは何かとというと、
| 石鹸 | 使用している界面活性剤が「脂肪酸ナトリウム」もしくは「脂肪酸カリウム」のもの。 |
| 合成洗剤 | 上記以外の界面活性剤を使用しているもの。 |
このようになります。よく石鹸を界面活性剤を使用していないものと思っている方がおられますが、それは間違いでほとんど全ての洗剤と呼ばれるものは界面活性剤を使用しています。界面活性剤は、普段水と油は完全に分離していますが、それらをなじむようにする効果をもつものです。
石鹸は環境に優しい、合成洗剤は環境に悪いというイメージがあります。確かに脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムは生分解性が高く安全なのですが、それ以外の成分を含む複合石鹸というものもありますし、合成洗剤でも脂肪酸系の界面活性剤を使って生分解性・安全性を高めているものもあり、この分類は、ほとんど何も意味することがありません。合成洗剤が登場しだした初期に見分けるために、使われていた言葉です。
ですので、石鹸と合成洗剤という分類で環境負荷を考えても意味がなく、あくまでもどのような成分が含まれているかが重要になってきます。
有害な界面活性剤とは?
毒性については、生分解性が高いか、蛋白質変性はどうなのか、魚毒性はどうなのか、主にこの3点がポイントになってきますが、今もっとも使われているLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)は全ての点において問題があります。昔はABS(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)というものがよく使われていましたが、発泡公害で大変な問題になり今ではほとんど使用されていません。少なくともこのLASだけは避けるべきではないでしょうか。(一般に市販されているもののほとんどに含まれています。)
ちなみに、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)」では、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)、N,N-ジメチルドデシルアミン=N-オキシド(AO)、ビス(水素化牛脂)ジメチルアンモニウム=クロリド(DHTDMAC)の4つがその対象になっています。


Formula G-510(フォーミュラG510)
生分解性は石けんと同じくらいで、非常に使いやすい洗剤です。食器洗い・洗濯・お風呂場・床掃除、なんにでも使用できる洗剤です。
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